このサイトはPRリンクを含みます

ローンなるほど解説

意外と知られていない
銀行の教育ローンのいろんな使いみち

ローンなるほど解説

 お子さんが受験する大学は、もうお決まりですか? 受験するのは「本命の第一志望校と併願校を合わせて 4 ~ 6 校」というケースが多いようです。お子さんがそれぞれ試験問題の傾向と対策を立てて勉強していくように、保護者の方も受験する大学の学費がどれくらいかかるのかそれぞれシミュレーションしておきたいところです。希望通り通学可能な大学に合格すればいいですが、併願する中には遠方の大学も出てくるかもしれません。入学先がそこになる場合のことも考えて、しっかり準備しておきましょう。

一人暮らしをするなら
生活費にも使える銀行の教育ローンを!

 もし、自宅から通えない大学に入学することになれば、学費以外にもアパートなどの住居費から食費、光熱費、通信費などの生活費が毎月かかります。学生の生活費に関する調査によると、自宅から通う場合なら年間 43.4 万円、アパートで一人暮らしをするなら 111.1 万円かかるそうです。多額の負担を補おうとお子さんもアルバイトをするケースが多く、そのバイト代は年間 40.1 万円。アパート住まいなら年約 70 万円が足りないので、これらは仕送りということになります。もちろんこのデータは全国平均なので、都市部で暮らすなら住居費はさらに高額になることを想定しておきましょう。

大学生の年間の生活費(学費を除く)

 こうした生活費はクレジット会社が提供する学校提携の教育ローンでは借りることはできません。もし、学納金に加え仕送りする生活費の分も借入れたい場合は銀行などの教育ローンを利用するといいでしょう。
 教育ローンは銀行によって学納金以外の使いみちがさまざまですので、まずは身近な銀行の商品情報を HP でチェックして、どこまで使うことができるのかを見てみましょう。

一般的な銀行の教育ローンの使いみち
「こんな使いみちもOK!」な
銀行教育ローンも

 銀行の中には教育ローンでこんな使い方ができるところもあります。

海外留学の費用として

 たとえば A さんの場合。お子さんの大学進学の資金として、学資保険や貯蓄などで計画的に貯めてきており、それらで入学金もこれからの授業料もなんとか賄っていける状態でした。ひと安心してしばらく経った頃、お子さんから「語学留学をしたい」と相談が。就職をする際にも、これから社会で歩んでいくにも、留学の経験をさせてあげたいと思った Aさんは、カナダで半年間の語学留学にかかる費用150 万円の借入れをしようと、地元の銀行でローンの相談をすることに。
 当初、A さんはカードローンなどで借入れを考えていましたが、その銀行では留学にも教育ローンが使えることがわかり、カードローンよりも金利の低い教育ローンで留学費用を賄うことができました。

 A さんのように、大学受験時に教育ローンを利用していない人は、教育ローンがどのようなものかをご存知ない人が多いです。海外留学などお子さんの教育に関する資金で困ったことがあれば、一度銀行で相談してみるといいでしょう。

自分のスキルアップのためのスクール代として

 つぎに B さんの場合。入社して 8 年、ステップアップしてはいるものの、今の会社のままでいることに将来の不安を感じるようになった B さんは、今後の転職を視野に、経営の知識とスキルを身につけるために MBA の取得を考えていました。そのためにビジネススクールの学費 300 万円が必要でしたが、最近新居も購入したことで貯蓄はほとんどなく、借入れを考えていました。
 そこで、住宅ローンを利用している銀行で聞いてみると、スキルアップのための学費も教育ローンが使えるとのこと。しかも、住宅ローンを利用していることで、通常より教育ローンの金利が引下げになることがわかりました。A さんは納得のいくローンで、着々と自身の目標に向かって歩んでいくことができました。

 お子さんの学費だけでなく、教育ローンが自身のスキルアップにも使える銀行もあるのです。人生100 年時代、これからも学ぼうとする人のために、銀行はよきパートナーとして一緒に歩んでくれる存在になることでしょう。
※利用する銀行の使いみち条件をご確認ください。

ほかの解説もチェック!